シンガポールStrategic Marine、27m Z-Bow型CTVを台湾洋上風力発電向けに追加納入

2026/1/20

シンガポールStrategic Marine、27m Z-Bow型CTVを台湾洋上風力発電向けに追加納入

(資料参考:台湾当地メディア WindTAIWAN)


シンガポールの船舶建造会社 Strategic Marine はこのほど、台湾の洋上風力発電市場向けに建造した 27メートル級 Z-Bow 型作業員輸送船(CTV)2隻目を正式に引き渡したと発表した。これにより、同社が台湾市場向けに受注していた 2隻のCTV建造案件はすべて完了した。

 

今回引き渡されたCTVは、台湾の洋上風力発電所における日常的な運転・保守(O&M)業務に投入され、作業員輸送や海上支援を担うことで、現地の海事支援体制の強化に寄与する。

 

Strategic Marineによると、同型船の1隻目は2025年5月に引き渡され、すでにO&M業務に就航しており、風車保守要員の輸送や洋上での支援作業に従事している。今回の2隻目の引き渡しにより、台湾向けCTV船隊はすべて配備が完了した。

 

BMT社が公表した情報によれば、本件の顧客は Ventus Marine(峰達海運)。2隻のCTVはいずれも、Strategic Marineが海事エンジニアリング設計を専門とする BMT と協業して建造したもので、洋上風力発電所での運用を前提に設計されている。

 

船舶には、可変ピッチプロペラ(CPP : Controllable Pitch Propeller)、バウスラスター(bow thrusters)、およびアクティブフェンダーシステム(Active Fender System)を搭載し、接岸時の安定性や人員移送時の安全性を高め、荒天時でも安定した運航を可能にしている。

 

Strategic Marineの Chan Eng Yew(チャン・エンユー)最高経営責任者(CEO)は、「台湾向けに2隻目となる全長27メートルのZ-Bow型CTVの引き渡しがこのほど完了した。今回の引き渡しは、顧客との協業関係が着実に進展していることを示すものだ。これらの船舶は、洋上風力発電分野の持続的な拡大を支える、信頼性と高性能を両立したソリューションとして位置づけられる」とコメントした。



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